スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

超小型USBDAC製作記 ⑤

超小型USBDAC製作記  /  /  / 

超小型USBDAC第2号完成です! DACは前回と同様に、PCM2704を使用しています。

USB端子前 ステレオミニ端子前
2号比較 接続中

外形は第1号と同じです。スプレーしてませんが、ケース(?)もどきも、前と変わっていません。
こちらが、内部の画像と、回路図になります。

2号内部 2号回路図
※バッファ用オペアンプはVCC-をつないだ方がよいかもです。単電源のまま行きたいなら、OPA2365がお勧めです。
※2009/10/14 回路図ではバッファ用オペアンプにNE5532ADが記載されていますが、動作電圧が足りないので、VCC-に電圧を入れるか、NJM5532やNJM4580に変更しないと動きません。すいません。

※アップ時USB端子周辺の回路図がおかしかったので、修正しました。


電源部
前回と変わらず、バスパワーモードの使用です。電源部強化のためにオペアンプ部のデカップリングコンデンサに560uFを使用しました。また、-5V生成にはLTC660を使用し、RLCでフィルタをかけてあります。高周波除去用の0.1uFの大量投入も前回と変わりません。これはただ単に、通り道においているだけなので、入れやすいからというのもあります。

フィルタ部
前回、カップリングコンデンサの音質劣化が目立ちましたので、これをなくす方向で設計しました。ローパスフィルタ(以下LPF)のオペアンプのベースにVCOMをオペアンプ(IC3 NE5532NJM4580 SOP)でバッファして抵抗で1/2に分圧した電圧を使っています。微調整は半固定抵抗を使って、直流出力をニヤゼロにします。PCとの接続後に無音状態でグランドから出力L、出力Rの電圧をテスター(2Vぐらい)で計測し、半固定抵抗をまわして0.001Vぐらいまで調節するとOKです。まあ、調節しなくても±30mVぐらいなので、スピーカーに行く直流電力は精精100uW~1mW弱になりますから、スピーカのコイルが焼ききれるとか大きな負荷がかかるとかは起きないような気もします。

ローパスフィルタは、多重帰還型LPFとし、抵抗値をあまり大きくしすぎないようにしました。例によって、LPFのフィルムコンデンサ(C8,C11)の値を100pFにしたかったので、そのあたりを考慮しての設計になります。ちなみに、カットオフ周波数は90kHzぐらいです。
また、今回のLPFの回路部はnabeさんの高音質USB-DACのLPFを参考に設計しているので、非常に良く似ています。ので、回路図公開にはnabeさんの御許可をいただきました。

LPFのオペアンプ(IC2)はZobelフィルタを除く目的で耐容量性負荷の高いLT1498を使っています。(C36,C37,R17,R18は、LT1498LT1364を使わない場合必須です)かなり雑音が低く、音質も良いオペアンプなのですが、いかんせん高い(Digikeyで約700円)のが欠点です。Zobelフィルタを使う場合はオーディオ格品を使う必要があるので、それを除いた分の差し引き500円ぐらいのコスト増になります。

部品のグレード
LPFの抵抗は多摩電気のLFを使います。それ以外は一般品の炭素皮膜抵抗です。
また、 LTC660の負電源生成用電解コンデンサ(C25)以外で正負極のあるコンデンサは、全てOS-CON(SEPC)を使っています。正負極のない100uFのコンデンサは、秋月電子(通販)で売っていた6.3V100uFの積セラを使用しました。写真では穴が開いたまま放置されている部分がありますが、これはラジアルではなく、3216型のチップコンデンサを使っているからです。
水晶は前回と同様、DigikeyのABLSで59円ぐらいです。
LPF部のフィルムコンデンサは、奮発して松下のオーディオ用PPSであるECHRを使いました。RSで1個125円です。ただし、PCM2704の性能(98dB)を考えると、ECHSでも同程度の音質になる気はします。そっちの方がDigikeyで1個40円で安いですしね(^口^)

今回の失敗
2回目なので、余裕ですよーとさくさく設計して基板を作りましたが、やっぱり失敗がありました。
バッファ用オペアンプ(IC3)のピン配置が左右逆!
わー、またやらかしましたね。面実装系でカバオがたまにやるミスです。片面基板だと、半田面に面実装ICをつけることになるので、左右反転して設計することを忘れると、この現象が起きます、

用意するもの ラジオペンチ 
対処法 ピンを逆に曲げる

※500円以上のICだと心臓に悪いので、おやめください。

幸い、それ以外はさしたる問題も無く、正常な音を鳴らすことに成功しました。
次回は、部品表の公開と、音質評価になります。

超小型USBDAC製作記 ⑥に続きます。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

コメント

Secret

No title

はじめまして。
PCM2704について調べていたらたどりつきました。
分かりやすくて楽しかったですw
ところで写真では確認できなかったのですがPCM2704はどこにいますか?またはんだで直接基盤につけていますか?
よろしかったらおしえてください。

No title

はじめまして さん(Name書いてくれるとありがたいです、呼びにくいのでw) (^^)

片面基板なので、PCM2704、LTC660やチップコンデンサなどの表面実装系の部品は全て直接半田面(裏面)につけてあります。

両面基板だと表側に付けれて見栄えしそうなんですが、自力で基板作るとなると、両面基板は面倒なので片面基板をよく使っています(^^;

No title

先日コメントしたものです。
名前も書かずに失礼しました;
回答ありがとうございました!
ド素人なのであんな細かいICのはんだ付けができるのが信じられませんが僕もがんばってみようと思いますw
ありがとうございました!
FC2カウンター
最新記事
プロフィール

カバオ

Author:カバオ
1984年5月25日生まれ 2008年12月現在 電子回路歴3年、オーディオ回路歴1年の、いわゆる初心者。

最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。