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サウンドカードの接続方法

しょっぱなから言っちゃいますが、サウンドカードの接続方法を紹介する記事じゃありません(^^;
あと、先日、親知らずを抜いたばっかりなので、口の中が痛くてちょっと攻撃的です。ご容赦ください。

今回の記事は紹介ではなく、ちょっとした愚痴です。最近、価格.comなどの掲示板で、2~3万ぐらいのサウンドカードの光出力、あるいはコアキシャル出力を1~2万ぐらいのスピーカーに繋いで音を鳴らしている方をよく見かけます。
また、サウンドカードの比較をするのに、両方ともデジタルでつないで聞いている方も稀に見かけます。

正気か!?
・・・・・・失礼しました。

よく、デジタルとアナログのどっちで繋げばいいですかーという書き込みも見かけますので、多分、あまりこういうことに関心のない方が多いんでしょう。
と、いうわけで、今回は、「PCに取り付けるサウンドカードのデジタル出力とアナログ出力の違いと選択」について考えていこうと思います(しまった、これタイトルの方が良かったかも・・・・・・)
ただし、今回は2.1chに限ります。5.1chとか7.1chはあまり詳しくないので、考えないことにします。

さて、一応、接続端子について整理をします。(PC用サウンドカードなので、XLRなんかは省きます)


名称用例種別
ステレオミニヘッドホン、マイク、小型スピーカーなどアナログ
ステレオヘッドホン、マイクなどアナログ
RCA(赤白)スピーカーなどアナログ
コアキシャルスピーカーなどデジタル
スピーカーなどデジタル

 


割と高いサウンドカード(1.5万以上程度)だと、大抵はRCA(アナログ)と光出力(デジタル)がついています。コアキシャル出力は、あまりポピュラーではないのか、ついていないことが多いですが、何故かP5K-PROなどのマザーボードの音響用デジタル出力は光ではなくコアキシャルであったりします。ここら辺の事情は私もよく知りません。

ちなみに、光出力のコネクタは角型が多く、コアキシャルのコネクタがRCAと同型で、橙色であることが多いです。

どちらのケーブルの方が音質が良いかは賛否両論で、超高級品だと光が、廉価、中級品だとコアキシャルが勝るなど、色々なことが言われています。ただ、ケーブル関係は専門家でもハンガーの針金と10万/mのケーブルの差がわからなかった、なんて笑い話もあるぐらいなので、あまりにも細く劣悪なものはともかく、500~1000/mくらいのそれなりのケーブルを短く繋げば問題ないでしょう。言ってしまえば、PC用に使うサウンドーカードの音質では、ここを気にするぐらいならもっと気を使う場所があると思います(^^;

さて、話を戻します。次に、PCでの大まかな音響用信号(造語です)の流れを下図に示します。
※スピーカーは、アンプを内蔵している(つまりボリューム付の)ものを前提としています。

接続例1


接続例2

 えー、見たらわかると思うんですが(というか、わかってる人が見たら怒りそうな図です)、サウンドカードとスピーカーをアナログで繋ぐかデジタルで繋ぐか、というのは、要するにサウンドカードが搭載しているDACを使うか、スピーカーが搭載しているDACを使うか、と言うことに尽きます。

 DACというのは、 Digital to Analog Converterの略称です。PCからのデジタル信号を、スピーカーユニットへ入力するためのアナログ信号、すなわち音に変換する回路のことです。実際は、コレをアンプによって増幅したものをスピーカーユニットに入力します。稀に誤解される方がいますが、デジタルで繋ごうが何しようが、スピーカー内部にあるスピーカーユニットへの入力信号はアナログです。

 よくサウンドカードやデジタル入力のあるスピーカーの仕様表で、S/N比や、SNRと書かれているものは、このDACの出力における、ノイズの少なさみたいなものです。この値が高ければ高いほど出力にノイズが含まれにくく、一般的に良いとされる音質で出力されます。

 とはいっても、判別するのは感覚的な人の耳なので、S/N比が音質の全てと言うわけでは絶対に無いんですが、コレを基準とした場合、

 S/N比120超のサウンドカードなのにS/N比100程度のスピーカーにデジタルで繋ぐのは、明らかに性能の無駄遣い

 と言えます。S/N比はDACの性能なんですから、わざわざ(数値上は)性能の悪いDACを使うことは、そのスピーカーのDACの音が余程自分好みであった場合以外、必要ないことかと思います。

 また、高いやつはデジタル信号だって質が良い、ということはほぼありません。コアキシャルの場合、パルストランスなどが入っていると安物よりは良いですが、そんなに費用もかからないはずなのに、搭載したものを見かけません。その筋では結構有名なDr.DAC2にも載っていないようです。
 それ以上にデジタル信号の質を良くしようと思うと、光でもコアキシャルでも、相当費用が必要になってきます。そして、そこまでデジタル部にお金のかけられたサウンドカードは、多分、無いと思います。

 なぜなら、基本的にサウンドカードの命はDACだからです。デジタル信号の方は、あくまでおまけという認識だと思います。
逆に、スピーカーの命は、当然ながらスピーカーユニットと、箱の構造です。DACはおまけにすぎません。

 高音質なDACを搭載したスピーカーも探せばあるかもしれませんが、それは、そこに割いた費用分、スピーカーから引かれていることになります。同価格帯のスピーカーに比べると少々不利になることは否めないかと思います。

 しかし、これはあくまでも、高価格帯のサウンドカードとスピーカーを2.1chで使用した場合の話です。たとえば、マザーボードからのコアキシャル出力や、安物のサウンドカードからの光出力を、それなりの値段のスピーカーへ入力して鳴らす、というのであれば、スピーカーのデジタル入力にも、充分な意味があると言えます。
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テーマ : オーディオ
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Author:カバオ
1984年5月25日生まれ 2008年12月現在 電子回路歴3年、オーディオ回路歴1年の、いわゆる初心者。

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